最後の表示: 7月 2, 2025
こんなん出てきた もはや解析不能 喘息重積発作ではなかった 97c5babe29e10c4afef1548e624cceb1.png
前回の添付画像の一部を切り取って透過加工を施して重ねた。元画像のタイムチャートと感度は全く同じで、拡大率もそろえたので、単純比較可能な画像になっている。 各波形を細かな時間軸で見てみるとPressure以外は違いが明確であり、Flow、特に呼気の形状はさらに大きな違いになっている。大奥は波形の大...
患者に投与された薬剤の生体内での濃度減衰は指数関数的に減衰する。人工呼吸で自発吸気努力のない状態でTime cycle式にPressureを施すと、吸気フローは同じく指数関数的な減衰カーブを描く。これが正常な状態である。肺の特性は圧で表現され、流入する吸気ガスはフローである。故に電気の過度現象と同じ...
PCVでのFlow波形の説明に入るわけだが、先に画像をupしておく。いくつかの画面のキャプションだが、よぉ〜く見て考えてみよう。どれが正常に近くて、どれが異常なのか。Flow 波形だけを見ても多くの情報は得られない。EtCO2やVolume(つうってもVolumeはflowの積分だから、少し考えれば...
先の記述のVCV時の正常とかけ離れた気道内圧波形はPCVユーザーであれば、発生要因を理解しておけば、別段覚える価値のかる内容だとは思えない。 >吸気フローが早いときに最高気道内圧は高くなるがPlateau圧は変わらないという事柄に関しては極端な設定にならない限りその範疇にあるはずだ。自身の経験、...
気管チューブ抜去を嫌がった小児重症筋無力症でステロイド投与が終了し気管チューブ抜去に至ったが、抜去後再度クリーゼとなり、マスク換気を行った後に再挿管(後に経鼻へ入れ替え)、再度の人工呼吸となる。本人は相当な呼吸苦を感じたらしく(MG治療前の呼吸苦の記憶もあった)、治療経過後に気管チューブ抜去を計画し...
記述と添付画像は肺気腫とPEEP設定についてね左側 Chest compressionを施行しているけれど、それほど大きなRise upはなかった。酸素かも良好で、画面では21%設定で換気している。その際、PCO2の拡散効率はかなり良かったので換気回数は6回で十分だった。 ここまでの記述だと...
管理人さんの記述で概ね良いと思います。 >・赤線については、気道抵抗に対し、フローが早すぎる状態だと思います(momotaroさん、あってますか?) この点については若干異なる場合も(も・だよ)あるので記述しておきます。フローが早すぎるというよりも、MandatoryとAssistの両者を考...
ヲラと管理人さんでは関わっていた場所の違いが、人工呼吸環境の違いの元でもあったから、その性質も異なっていて当然だよね。管理人さんの元いたところはでの人工呼吸は、呼吸不全の要素より別な障害の治療で人工呼吸を行うことが多かった環境だったでしょ(もちろん呼吸不全がPrimaryなケースも多々あったと思うけ...
誤解させてしまったかもしれないが、勘違いされていたら謝る ある人物のプレゼンでの説明に対する意見である 所詮20年前のデータなのは事実 龍馬先生の人工呼吸器10箇条4 人工呼吸ではモードよりも設定にこだわる 人工呼吸業界にはあまたのモードがありますが,あまり根拠があるわけでは ...
臨床の極意 病院では女性を見方につける 小児患者の場合は母親を見方につける NHFCは患児の抱っこは可能 可能であれば母親に抱っこさせる 父親は・・・・・(何もできない) 2.jpg
脳血管障害患者 66 y.o ♀ 神経原性肺水腫 それぞれ右側と左側のインターバルは7日間 非気管挿管 おそるべしNHFC管理の功績 胸水がかなり減少する 胸腔ドレナージ等はしていない 2.jpg
さて、肺気腫疾患の呼吸不全(一般的には急性増悪だろう)で気管挿管、人工呼吸を施した際に、どのくらいのPEEPが必要になるのかに対する考察?経験?であるが、添付画像を見て欲しい。上段はCT画像で下段はその際の最終RM maneuverの画面キャプチャーである。CTを診て驚く人はたくさんいると思うが、ど...