業務概要

CE野口企画は、呼吸療法分野を中心に、臨床で培った経験をもとにした教育および情報発信を行っています。現場目線での気づきや実体験に基づいた知識を、わかりやすく丁寧に、そして「すぐに臨床で役立つ」形で提供することを目的とし、基本に立ち返った学びを重視しています。

対象は臨床工学技士のみならず、看護師、理学療法士、若手医師など、幅広い医療従事者に向けて展開しており、近年は教育機関での指導や、教育コンテンツの開発・制作にも力を入れています。

2017年には、日本呼吸器学会学術集会の展示ブースにて、旧型人工呼吸器「鉄の肺」の体験映像を編集・公開しました。この動画は、2025年5月現在で232万回以上再生されており、多くの方々にかつての人工呼吸器の概念を伝えるきっかけとなっています。


主な活動内容

  • 呼吸療法・人工呼吸器・酸素療法に関する基礎教育記事の執筆
  • 医療従事者(臨床工学技士、看護師、若手医師、理学療法士など)向けのセミナー開催(オンライン/対面)
  • 医療機器・消耗品に関する臨床使用評価・フィードバック提供
  • 医療機器・機材の開発支援および技術的アドバイス
  • eラーニング用コンテンツ・教育教材の企画・制作・監修

主な実績

著書・共著

  • 『事例で学ぶ 人工呼吸器アラーム対応 もう、アラームにあわてない』(学研メディカル秀潤社)
  • 『呼吸管理機器おたすけパーフェクトBOOK』(メディカ出版, 2011)
  • 『新 人工呼吸ケアのすべてがわかる本』(照林社)ほか

学会活動

  • 日本呼吸療法医学会、日本集中治療医学会、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会、日本臨床工学会などにて講演・シンポジウム登壇(30件以上)
  • 日本呼吸器学会主催 呼吸ケアカンファレンス講師、臨床呼吸機能講習会講師
  • 呼吸ケア指導スキルアップセミナー講師 ほか

学術論文(抜粋)

  • 「呼吸器安全管理の基礎—臨床工学技士の立場から—」日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌(2013)
  • 「人工呼吸器管理におけるリスクマネジメント」周産期医学(2007)
  • 「酸素療法の基礎からハイフローまで」同学会誌(2024)ほか

商業誌・専門誌への寄稿

  • 『呼吸器ケア』・『Respica』・『Clinical Engineering』等にて多数寄稿

教育活動

  • NPO法人 日本呼吸ケアネットワーク 理事
  • Boise State University(米国)との共同セミナー「呼吸療法セミナー in 湘南」講師(2000〜2015)
  • 全国各地の臨床工学技士会・看護協会主催セミナー講師
  • 医療系大学・専門学校(北里大学、東京工科大学 ほか)非常勤講師

社会的活動

  • 厚労科研「心肺補助装置による高度救命処置に関する共同研究」協力(2009〜2012)
  • 日本臨床工学技士会「集中治療業務指針」検討委員(2012)
  • 感染防護キットの開発(クラウドファンディング実施, 2023)

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改訂履歴

  • 2025年5月15日:第1版公開
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